【貴重】白金刻印 プラチナ製 オールドカットダイヤモンドの捻り梅リング 大正〜昭和初期頃

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白金刻印 プラチナ製 オールドカットダイヤモンドの捻り梅リング。
大正〜昭和初期頃。

日本独自のデザインである捻り梅のシンプルなダイヤモンドリング。
捻りを効かせた梅の花が優雅で日本らしい逸品です。

ダイヤモンドはややインクリュージョンが見られるものの無色で輝きの綺麗な石ですが、捻り梅により花弁が光を反射し更に美しく見えるデザインになります。
ブリリアントカットに似ていますが、中心のキューレットが切り落とされていますので、オールドヨーロピアンカットから現代のブリリアントカットへ移行するまでの古いダイヤモンドでしょう。

捻り梅の花弁にスッと入った接着面が見られますが、修理の跡ではありません。
キャストではなく手作り品の場合、捻り梅や菊爪の花弁にロウ着けの痕跡が見られる事があります。（今回は金色のロウが使われているので、ややロウ目が分かりやすいお品です）
接着面から左右に開いて真っ直ぐに伸ばした状態から立体的に造るそうで、当時の職人さんの技術にはとても驚きます。

また、リングには右読みで「白金」とプラチナを示す古い刻印や漢字で書かれた工房印（判読不明）が打たれており、オールドカットダイヤモンドの使用、金ロウの使用や大変繊細なリングの作りなどから判断して製作は大正〜昭和初期頃であると思います。

戦前作と思われる貴重な逸品ですので、当時の資料やコレクションとしてもお勧めです。

▼地金素材
プラチナ（刻印 金白）
▼サイズ
約12号
花弁の大きさ 直径7mm
▼石
ダイヤモンド 直径3.5mm
▼重量
1.48g
▼生産国
日本
▼その他
付属品なし。
撮影に使用したケース等の小物はお付けしませんのでご了承下さい。

目立つ傷や汚れのない良いヴィンテージコンディションです。
古い時代のお品になりますので、肉眼では分からない程度の小傷が見られます。